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なぜ勉強するのか?勉強する前の自分から変わるためだ!

  • 2022年9月30日
  • 2022年10月1日
  • 勉強法

この記事を読むと、「なぜ勉強”しなきゃいけない”のか?」と考えているところから、やる気が出てきてむしろ自分から勉強したくなるかもしれません。

  • この記事を読む前→「なぜ勉強”しなきゃいけない”の?」「勉強嫌い・苦手」
  • この記事を読んだあなた→「勉強最強じゃん!!むしろやりたくなってきた!w」

この記事では、ひょっとするとあなたの人生が変わってしまうかもしれない「勉強をする5つの理由」をお話ししていきます。

なぜ勉強するのか?これを読むとむしろ勉強がしたくなる!?

理由1:段違いの速さで成長できる

ひと言で言えば、先人の知恵、先人の失敗に学ぶ。ってことです。

 

例えば私が英語の勉強の悩みを解決するために3年間もかけて克服法を探し求めて実際に克服したとしましょう。

そしてあなたは今英語の勉強法で悩んでいるとします。

そこで私があなたに「このやり方は失敗します」「このやり方はめっちゃ効率良かったです。科学的にも良いことが分かっています」みたいなノウハウを”10分で”教えたとすると?

あなたは3年分の時間(1,000日以上)をたった10分に短縮できたことになります。

つまり他の人の失敗や知恵を学ぶということは、何十時間、何十日間、研究者の研究などなら年十年間分もの時間を時短できるのです。

めちゃくちゃ効率よく、半端ないスピードで成長できる!というわけです。

実質長生きできたことになる(超時短できる)

特に、科学の知識だったり、数学、日本史、世界史などを考えてみましょう。

こういう学問は、一人の研究者だけでできているわけではありませんよね。

例えば物理学や数学ならニュートンとかアインシュタインとかみたいな超頭の良い研究者たちが、人生をかけて見つけ出した努力の結晶です。

何十年かけて見つけた知恵を、次の学者が学んで、その人がさらに何十年かけて発展させて、それを後の学者が学んで、さらに何十年かけて発展させて・・・

というふうに、どんどん知恵が積み重なってできています。

言ってみれば、教科書1つ作るまでに途方もない時間がかかっているわけです。

自分で一から考えようとしたら何百年もかかっちゃう。

でもそれを我々は、たったの数カ月とかで手に入れることができる!

つまり、100年以上もの時短になるわけです。実質100歳以上生きたことになるってわけですね(笑)

今あなたがこの記事を読んでいることも勉強であり、めちゃくちゃ時短できている

実際、今あなたが今読んでいるこの記事。

私はこの考えを哲学する時間、さらにいえば哲学できるだけの思考力を得るまでにかけてきた勉強時間(要はこれまでの人生)がかかっています。

少なくとも何十時間~数百時間の時間くらい時間がかかっていると言えます。

今あなたは何十時間~数百時間を10分程度でGETすることができています。

こうして今これを読んでいるのもまた勉強なのです。

必ずしも「勉強=試験や受験のためにやるもの」ではない

もしあなたが中学生や高校生だとすると、
「勉強=試験・受験のために仕方なくするもの」というイメージが強くないですか?

  • 勉強=試験のために仕方なくやるもの
  • 勉強=受験のために仕方なくやるもの
  • 勉強=親に言われて仕方なくやるもの

などなど、

ひと言でいうと「勉強=仕方なくやる嫌なもの」←こういう認識だったりするんじゃないかなと思います。

しかーし!!

勉強というのはもっと広くとらえることができます。例えば、

  • 絵を上手く書けるようなテクニックを調べてYouTubeを見たりするのも勉強ですし、
  • 社会人が「仕事術」の本を読んでいるのも勉強と言えますし、
  • 「なぜ勉強するのか」についてこうして調べて、この文章を読んでいる。これもまさに勉強です。

まさに今あなたは勉強していて、たった10分くらいで「なぜ勉強するのか」を学んで成長している。

「こんなんで成長してるの?」と思うかもしれません。でも、脳の中のネットワークは確実にそれなりに書き換わっているはずです。

だってこれを読む前をちょっと思い出してみてください。

ひょっとすると「勉強に価値なんてない」くらいに思ってたかもしれない状況から、

今はなんと「あれ? もしかして勉強ってわりとコスパ高くね?」くらいに昇格しているんじゃないでしょうか。

それ自体がまさに、新たな発想を得たということでもあり、脳内で新たなネットワークができたということでしょう。

さぁ、今こそ他者の知恵や失敗に学んでどんどん成長していきましょう!

 

理由2:情報処理能力を高めるため(勉強効率を高めるため)

学生ならテストや受験のための勉強効率、
社会人なら本や資料から情報を素早く理解して吸収する効率が良くなります。

抽象化して考えてみると、「勉強=自分の知らない内容を理解して身に着ける作業」とも言えますよね。

つまり、初めは大変だった自転車も乗れば乗るほど要領をつかんで楽にできるようになったのと同じように、勉強もやればやるほど楽にできるようになっていきます。

要は知らないことを学び始めたばかりの頃の「難しさ」や「頭が疲れてくる感覚」に慣れるということでもあります。

知らないことを学んだ時のあの疲れをいかにさっさと乗り越えるかがカギです。

はじめを乗り越えれば、夜の睡眠を何度か挟むうちに「あれ?そういや今はもう楽だな」となります。

この新たなことを学ぶまでの流れに慣れておくこと、コツをつかんでおくことが大切なんです。

だからこそ勉強をやっっておくというわけです。

勉強をやればやるほど、何でもかんでもすぐに身に着けられるようになっていく。

理由3:頭良くなるため

「勉強すれば頭が良くなるなんて当たり前じゃん」と思うかもしれません。

ここでの「頭が良くなる」は少し違います。

地頭が良くなります。テストの点とかではなくて、地頭自体が良くなります。

数学は地頭が鍛えられる

例えば、算数や数学が嫌いな人は多いでしょう。しかし数学は地頭が良くなります。

「一体こんなことをやって何の意味があるんだ。」「将来どうせ使う機会がないじゃん」

って感じますよね。でも、実は数学で身につく「思考法」は知らず知らずのうちに生きています。

例えば、「300円持っています。70円のあめを10個買って、、、さぁいくら余ってるでしょう」みたいな文章問題はただ計算力が身につくだけじゃありません。

文章を数字に置き換えるという作業を通して、物事を客観的に抽象化してとらえるという能力が身につきます。

証明問題をやれば、未知の問題を解決するための思考力が身につきます。
例:「仮に○○が間違ってるとすると矛盾があるから、これはおそらく正しい」

高校生が学ぶ「集合」「命題」などもそれを数字ではなく言葉を使った形で普段から使っています。「論理力」とはまさに「集合」や「命題」のところで学んでいるもののことです。

客観的に物事の本質を捉えたり、論理的なものの考え方が身につく。(論理的な視点が身につく)

理科や化学も地頭が鍛えられる

理科も、この自然世界のルールを学んでいます。いわば、どんな考え方でこの世界を見たらよいかを学んでいるのです。

現実的に役立つところで行くと、清涼スプレーなどを室内で使ったり暑い場所に置いておくと爆発する可能性がありますが、それも自然界のルールを知らないチンパンジーには理解できません。だから爆発して大けがするかもしれません。

また、私たちの身体、これも言ってみれば「物」だととらえることができますよね。そうして研究しているのが「生理学」だったり「脳科学」だったりするわけです。

私たちにとってなじみ深い「心理学」だって、人間の思考だったり行動には一定のルールがあるっていう、人間を「物」として見た前提があるからこそ成り立つものです。

この世界の万物にはルールがあってそれを紐解いていくことで大抵のことは解決していける。そういう考え方を理科や化学を学んでいる時に一緒に身に着けることができるんです。

ものに共通するルールを学ぶことで未知の問題も考えられるようになる。物事をどういう風に考えて分析したらいいのかが身につく。(物事を分析的に捉える視点が身につく)

国語も地頭が鍛えられる

国語こそ一体何の意味があるのか分からない科目ナンバーワンですよね?

しかーし!

国語も学び方によってはめちゃくちゃ価値があります。

数学は「数字で」論理力を身に着けていきますが、
国語は「文章で」論理力を身に着けていくのです。

文章から論理構成を読み解く能力(体系を把握する能力)を磨くのが国語です。

そういう意味では数学と国語は似たような力が鍛えられるんですね。

文章から論理構造や体系(情報の構造)を読み解く能力が鍛えられる。
まさ
他にも日本語の他の言語にはない文学的な素晴らしさも学べます。

英語も地頭が鍛えられる

英語はどうでしょう?

英語を学ぶと日本語にはないものの見方が身につきます。

例えば、

  • Studying allows us to think flexibly. (勉強することで、柔軟な発想ができるようになります。→直訳すると:勉強は私たちを柔軟に思考できるようにします。)
  • Studying grows me up. (勉強は自分を成長させてくれる。)

のようなものの見方は日本語ではあまりしません。

英語が身につくと、こういう思考法が日本語を使っている時にも自然と出てくるようになります。

それってつまり地頭が良くなったと言えませんか?

 

英語の思考法が気になりませんか?

英語と日本語の思考法の違いにまで踏み込んだこちらの記事がおすすめです。

>>英語と日本語の違いを解説!英作文力に活かす方法まで教えちゃいます

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社会科・歴史科目も地頭が鍛えられる

では、社会科・歴史科目はどうでしょう?

これも、国語と同じような能力を身に着けられますよ。

例えば、「世界史の勉強」を例にとって考えてみましょう。

世界史では大きく2つの視点があります。
・1つめは、時間軸
・2つめは、国:国
の2つです。

 

時間軸という視点を意識すると、頭のなかが整理されるので記憶の定着が良くなります。

  • たとえば、年表を見る時の視点(紀元前~2000年の間に起こった主要な出来事)とか「古代・中世・近代・現代」という大きなレベルで全体をとらえる視点、
  • 1919年に起こった細かい出来事を見ていく視点

みたいに視点を切り替えて効率良く記憶することができます。

 

一方で、時間軸を縦軸とするなら、国と国の関係というのは横軸です。

各国それぞれに歴史があるわけなので各国それぞれに年表がありますよね。それぞれの国の出来事の関係性を見ていくという視点です。

たとえば、日本でまだ刀を振り回していたころには、外国では鉄砲がありましたよね。

そういう国同士の関係性を見る視点も身につきます。

 

つまり、歴史を学ぶと2Dでとらえられるようになります。時間軸 × 国別の出来事です。

情報構造(体系)を意識する力が鍛えられる。
まさ
あと、過去の出来事に学んで未来を予測するのにも役立つってのもありますよ!

音楽の作り方を学ぶこともある意味地頭が良くなる

数学では論理的な視点、理科では分析的な視点が学べるとわかりました。では音楽はどうでしょう?

私は音楽を作ったり編曲したりもするので音楽的な視点についても持っていますので少しご紹介します。

音楽をやる前と今とでは大きく見え方が違います。

まず、聴いただけでおおよそのコード進行が分かりますし、なぜ作り手がそういう風にしたのかだったりが分かります。

さらには、楽器の配置が視覚的に見えます。「聴こえている」というより「視えている」のです。

ってな感じで、何を学んだとしても得られるものがあります。
それをやる前には持っていなかった「新たな視点」を獲得することができるのです。

あなたの周りにも色んなことができるオールマイティな人っていませんか?

なぜ、ああいう人たちはオールマイティなんだと思いますか?

なぜ、オールマイティに何でもこなせる人が生まれてくるのか?

もちろん色んな答え方があると思いますが、私ならこう答えます。

⇒天才だからオールマイティというよりは、
いろんなことをやったことでいろんな視点を持っているからオールマイティ。

色んな視点を持っているから何をしてもすぐにコツをつかめるのです。

だから新たなこともすぐに身に着けられる。

すぐに身に着けられるからまたさらなる新しいことに挑戦できる。その時にはさらに視点が多くなってる。

だからそれもすぐに身につく。だから他のことにまた挑戦できる

・・・って感じでオールマイティな人が生まれてくるわけだと私は考えています。

  • 何を学ぶにしても「新たな視点」が身につく!
  • 情報構造を読み解く力も身についたりする
  • 何かしら脳内のネットワークが最適化される
  • ⇒つまり、地頭が良くなる!

理由4:目的を叶えるために役立つ

これは分かりやすいと思います。

勉強すると、

  • 大学に合格できる
  • 学校での成績を上げられる
  • 会社での成績を上げられる
  • 趣味について勉強すれば、趣味が上達する、より好きになる

などなど役に立ちます。だから、勉強するという考えもあります。

まさ
ただこの考え方には注意点があります

何か報酬を得るためだったり、誰かに褒められるために行動をすると長続きしない、ということが心理学で分かっています。

「自分の成長になる」「なにこれ気になる!(興味関心・好奇心)」「案外理解できると楽しい」みたいに考えると長続きすることが分かっています。

ぜひお試しあれ。

理由5:最終的にはそもそも勉強自体が好きだから勉強する

やっぱり誰しも勉強への苦手意識がありますよね。

しかし、その苦手意識の原因は大抵「理解できない苦しさ」だったり「仕方なくやらされてる感」だったりすると思います。

ということはですよ?

この記事を読んだことで「仕方なくやらされてる感」の方は消えますよね?

さらにさらに、「理解できない苦しさは最初だけ」&「理解できない苦しさ=まさに成長できてる証拠」という考え方を併せ持つと・・・?

「理解できない苦しさ」とも上手く付き合っていけるようになります!!!

つまり、これからの人生では段々と勉強自体が楽しいと感じられるようになってきて、勉強自体が目的になる。

勉強が成長できて楽しいから勉強する。そんな日が今日からきっと来ます。

まさ
なぜ大人になってから大学に行ったり学びなおしたいと考える人が多いのか?
と考えながらこの記事をもう一度読んでみるときっと納得できるかなと思います

なぜ勉強するのか?のまとめ

以上、「なぜ勉強するのか?」について、いろんな角度から見てきました。

何か新たな発見はあったでしょうか?あったなら私も嬉しいです!

  1. 段違いの速さで成長するために勉強する
  2. 情報処理能力を高めるため(勉強効率を高めるため)に勉強する
  3. 頭良くなるために勉強する
  4. 目的を叶えるために勉強する
  5. 最終的にはそもそも勉強自体が好きだから勉強する

たぶんですが、

「勉強が実際良いことはぶっちゃけ分かってる」

って方が多いんじゃないかなと思います。

あなたもそうだったりしませんか?

もしそうだとしたら、この記事に出会えたことはラッキーだったかもしれません。

それはなぜか?

今あなたは2つの武器を手にしました。

  1. 勉強への意欲、いや、成長への意欲を手に入れました。
    「勉強をすれば段違いのスピードで成長できる。だからこそ勉強するんだ。むしろやりたくなってきた!」
  2. 勉強が長続きするコツを知りました。
    「自分の成長になる」「なにこれ気になる!(興味関心・好奇心)」「案外理解できると楽しい」みたいに考えると長続きする、ということを知った。

つまり、これを読む前のあなたと、今のあなたを比較してみてください。

この記事を読んでみた今は上の2つの武器を手にしたのです。

今のあなたには勉強へのやる気があって、継続力もある。

って、それもう最強やないかい!!

 

まさ
最後にカッコつけたこと言いまーす!

今あなたが感じたそれがまさに成長であり、勉強である。

やれば成長する。やらなきゃ浪費する。

さぁ、あなたはどちらの道を選びますか?

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