こんな悩みをお持ちではありませんか?もしそうならこの記事はあなたにピッタリです。
- 「リスニングが苦手だから、受験・テスト・英検などが心配。海外旅行もちょっと不安」
- 「リスニングが留学で必要だけど今のままじゃヤバい!」
- 「色々調べたし、やってみたりもしたけど結局リスニング力の向上が見られない…!」
そんなあなたに朗報です!
リスニングは「才能」の問題ではありません。
正しい練習法をすればできるようになっていきます。
この記事を読み終わる頃には、もうリスニングの勉強法に悩むことはなくなります。
この記事では、
- そもそもなぜ日本人はリスニングが苦手なのか
- 4段階式の練習法でリスニングが得意になっていく【4ステップリスニングトレーニング法】
を徹底解説していきます!
そもそもなぜ日本人はリスニングが苦手なのか
英語リスニングのコツをお話しする前に、知っておかなきゃ損なことがあります。これを知らないとこの後のトレーニングが台無しになってしまいます。
そもそもなぜ日本人はなかなかリスニングでつまずく人が多いのでしょうか?
理由は大きく分けて2つあります。
- 日本語と英語は違いすぎる
- 普段から返り読みしていてリスニングが困難
詳しくみていきましょう。
理由1:日本語と英語は違いすぎる
突然ですがクイズです。
言葉には「動詞」「名詞」「形容詞」などがありますが、どれが一番重要だと思いますか?
・・・正解は、、、動詞です!
- 動詞が分かると、話の大体の内容がわかる。
- 名詞が分かると、だいたい何の話題について話をしているのかがわかる(つまり話題とかテーマだけはわかります)
例えば、こんな経験ありませんか?↓
「うーん、『何の話題について話しているのか』はなんとなく分かるんだけど、『何を言っているのか』までは分からない。ぶっちゃけ理解度は20%くらい。」
それはまさに、「名詞だけは聞き取れているけど、肝心の動詞が聞き取れていない」という状況なのです!
なぜ日本人は動詞が聞き取れないの?
順を追って説明しますね。
まず、日本語は「動詞」という一番大切なものが文章の一番最後に来ますよね。
だからこそ、私たち日本人は無意識的に話の最初の方はぼーーっと聴いてています。
大切なことなのでもう一度言います。私たち日本人は話の最初の方はぼーーっと聴いているのです!
でも英語はというと・・・?
主語の後にはもう、いきなり動詞が来ます!
そう!英語は「動詞」という重要なものが最初にいきなり来るのです!
つまり!日本人は最初ぼーっとしているうちに「動詞」を聞き逃しているのです!英語はむしろ最初の方こそ集中する必要があるのに、です!
ふむふむ、じゃあ一体どうすれば良いのか?
答えは簡単です。
英語を聴くときには、最初こそ集中しましょう!目を血走らせて「何がなんでも動詞だけは聴いてやるぅぅううう!!」という意識を持ちましょう。
理由2:普段から返り読みしていてリスニングが困難
日本人にリスニングが苦手な人が多い2つ目の理由は、普段の読み方の問題です。
そうなんです。ここはリスニングの問題というよりもリーディングの問題が深く関わってきます。
あなたは普段英語を読む時、どんな読み方をしていますか?
日本語の語順に直してたりしませんか?
それ、リスニングが苦手になる大きな原因になってしまっています…!
ではどうしたら改善できるのでしょうか?
これもシンプルです。
英語の語順で読むようにしていきましょう!!
後述の【4ステップリスニングトレーニング】をすることでも英語の語順に慣れることができますので、とりあえず今は読み進めてみてください!
この4ステップの練習をすれば英語リスニングの達人になれる
ではいよいよ英語をリスニングする際のコツでもあり、リスニング力のトレーニング法でもある【4ステップリスニングトレーニング】を解説いたします!!
文字通り4ステップからなります。
ステップ1:何がなんでも動詞だけは聞き取る練習
リスニングの最大のコツとは何か?
動詞さえ分かれば、なんとなく何について話しているかがわかります。
↑例えばこの文章は「分かれば、分かります」ですよね。他の単語がなんとなく聞こえてきていればなんとか理解できます。
まずは「とにかく動詞だけを聞き取る」という意識で聴いてみてください。
この段階では、動詞だけ聴き取れたらロケット打ち上げくらい大成功です。
聞き取れるようになったという小さな成長を褒め称えましょう。それが長期的な継続につながります。
ステップ2:何がなんでも動詞と目的語・補語を聞き取る練習
ここまでで動詞だけは結構聞き取れるようになった段階です。
ここからは動詞の後ろに続く目的語や補語も聞き取れるように練習していきます。
動作が聞き取れるようになった今なら案外いけるものですよ!
ステップ3:何がなんでも主語動詞を聞き取る練習
ここまでで動詞と、その後ろに続く目的語なども聞き取れるようになりました。
ここから先は、主語・動詞・[目的語・補語]まで聞き取る練習をしていきます。要するに文の超基本の核となる部分を聞き取る練習をしていきます。
動詞が聞き取れるようになるということは、それすなわち主語が聞き取れるようになったとも言えます。
一体なぜか?
なぜなら動詞の前までは全部主語だからです!
主語に形容詞がいっぱいくっついている??関係なーーい!!だって動詞までが主語なのだから!
関係代名詞のせいで主語が長い??関係なーーい!!だって動詞までが主語なのだから!!
いや、長すぎてあくびが出る??関係なーーいこともないけど関係なぁああい!!だって動詞までが主語なのだから!!!
というわけで、動詞が聞き取れる今のあなたなら、コツコツと練習していただければ主語も聞き取れるようになりますよ!
ステップ4:付け足される情報を聞き取る練習
ここまでで、主語・動詞・[目的語・補語]まで聞き取れるようになりました。
ここから先はいよいよ全部です。英語という言語は、追加説明をくっつけていきます、後ろに、どんどん、文の核を言った後で。←そう、まさにこんな感じです。
ですから、ここから先は後ろに付け足されていく感覚に慣れていく練習になります。
聞き取れても理解が追いつかない場合は・・・
英語のリスニングでよくあるお悩みがこちらではないでしょうか↓
「聞き取れるんだけど理解が追いつかないんだよね…」
このお悩みの原因は主に2つです。
- 理解力不足
- 単語力不足
私の経験上、多くの場合どちらか一つというよりは両方ともの原因が絡むことが多いです。
でもご安心ください。
原因さえわかれば解決できます。
解決法もとてもシンプルです。
- (英語の語順で理解する)リーディングをたくさんする。その都度知らない単語を調べる
- ゆっくりな英語のリスニングをやる
- 合わせて単語帳などで勉強するのもOK
「どちらをやるか」というよりは、両方ともバランス良くやっていくのが最も効率が高まります。
裏技探すよりも着実に練習していけば鍛えられます。このことは数年間裏技を探して時間を無駄にした私が言っているので間違いありません!笑
語学は長期戦。なので「成果」ばかりに注目せず「継続できている私すごい!」という点に注目して自分を褒めながらやっていきましょう!
ここまで読んでいただけたあなたならきっとできますよ。だってこれだけ熱心に情報収集までされているんですもの!きっとできます。
まとめ
英語のリスニングのコツについてみてきました。
ごちゃっとしたので簡単にまとめます。
- 日本語は動詞が後ろにくるけど、英語は前にくる。だから「ぼーーっ」としていると肝心の動作を聞き逃してしまう。⇒だから、「動詞」を聞き取る練習から始めよう!
- 普段から返り読みしていると、リスニングでも理解するのが難しい。⇒だから、「リーディング=英語の語順で理解する練習」だと捉えて普段から練習しておこう!
【4ステップリスニングトレーニング】を最終段階まで行くのは1ヶ月以上かかるかもしれません。
しかし!
ここまで熱心に読まれているあなたなら、きっとできると私は思います!あなたならできる!
ブックマークするかはお任せするとしても、ぜひトレーニングは「第1ステップだけでもOK」と気楽な気持ちでやってみてください。
とにかく語学は長期戦です。継続した者が習得すると言っても過言ではありません。
だから時には辛い日もマジであります。
でも大丈夫です。
あなたにはここまで読めるだけの「熱意」と「集中力」があります。きっとできます。
良いご報告、お待ちしていますね!
ご質問があれば下のコメント欄からお気軽にご質問ください。なるはやで回答します。
では、また他の記事かTwitterでお会いしましょう!ナギノでした!